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そして松本へ③ [旅行]

松本民芸館へ

 三日目は、松本へ出て、松本民芸館に行くことになりました。
駅からタクシーに乗って、7,8分のところでした。
土蔵造りという建築だそうで、落ち着いた建物が出迎えてくれました。ここの建物や土地、すべてのコレクションは、松本で工芸展を営んでいた丸山太郎という人が、柳宗悦の民藝運動に共鳴し、集めたものを松本市に寄贈したのだそうです。

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中では、ガラス展という企画をやっていて、古今東西のガラスを展示していました。
沖縄ガラスや江戸切子、遠くイランやルーマニアのものが涼しげな様子で飾られていました。

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その他、仙台箪笥や李朝の箪笥、様々な地方の焼き物といった日常に使うものが、1号館と2号館の全9室に飾られていました。

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丸山は、「私の見る眼と、観者の見る眼と合致した時の喜びは最高といってもよい」と言っていたそうですが、
何度でも行って、じっくり見たり、触れるものは触って、過ごしたいものだと思いました。
民芸館には、東京目黒の「日本民芸館」、大阪万博公園内の日本民芸館、倉敷民芸館、京都の河井寛次郎記念館などに行ったことがあります。どこも重厚な“用の美”の工芸品で満たされていて、贅沢な空間だったと思います。
帰り、庭で働いていたおじいさん(にこにことした好々爺)としゃべっていたら、ピンク色の花が咲くリコリスの球根を下さいました。とても素敵なお土産ができました。あとで調べたら、リコリススプレンゲリアという品種のようでした。

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機会があれば、また来てみたい場所でした。


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