加藤登紀子コンサート [音楽]
日本酒の日コンサート
10月は私の誕生日なのでかどうか分からないけど、わが妹が加藤登紀子のコンサートのチケットを取ってくれました。
10月1日の多可町文化会館ベルディーホールにおいての『加藤登紀子 日本酒の日コンサート』です。『ほろ酔いコンサート』かなと思いましたが、ちょっと違いましたね。聞くところによると、多可町は日本酒の原料米の王様、山田錦の発祥の地で、当コンサートも16回目を数えるそうです。主催は多可町文化連盟、後援は略、協賛がJAみのりです。
本当はきもので行きたかったのですが、午後は神河町にある両親の墓参りをすることになり、着替える時間がなさそうなのであきらめました。お酒の日にちなんだコンサートとあって、前のテーブル席には小さいお酒のビンがならんでいました。私たちはそのすぐ後ろの席で、指をくわえて見ていました。
やがて、真っ赤なブラウスに黒のロングスカートの登紀子さんが登場。一曲目は「あまのじゃく」から入りました。その後、マイクの横の机に置いてあるちょっと大き目のお酒のびんからお酒をついで、かんぱーい。その時のトークが「お酒のある方はお酒で、お酒のない方は歌に酔ってくださ~い。」しかたないや。お酒は家に帰ってからということで、登紀子さんが美味しそうにお酒を飲み干すのを見ていました。
今日のプログラムは、一曲目の「あまのじゃく」に続いて、
「時代遅れの酒場」「わが人生に悔いなし」「難破船」いずれも加藤登紀子作詞・作曲か作曲のみ。そのあと「この空を飛べたら」「わかれうた」中島みゆきの作詞・作曲ですね。「ひとり寝の子守唄」「檸檬Lemon」加藤登紀子作詞作曲、「夜空ノムコウ」スガシカオ作詞、川村結花作曲と続きました。それで第1部が終わりました。いやはや、おトキさんの飲みっぷりも見事なら、歌いっぷりもなかなか味わい深かったです。魅力的な低音部からビブラートする裏声の高音部への移行。はやくも酔いしれました。
休憩時間には、お茶とコーヒーがふるまわれました。お酒のない人にもせめてものもてなしをという意味でしょうか。
二部が始まりました。今度は黒のモーニングを思わせるチュニックをはおって、花柄のフリルのスカート。これが、パラソルのように広がって、微妙なゆれかたをしていました。こちらはシャンソンが中心でいわば加藤登紀子の真骨頂の分野、私も大好きです。「さくらんぼの実る頃」「時には昔の話をしよう」宮崎アニメの『紅の豚』で登場したもの。トークの中で『崖の上のポニョ』の話になり、その中でおトキばあさんとフジモトが出てくるあたりで笑わせていました。そして、藤本という姓がこのあたりは多いよねと言っておられましたが、実は亡くなられた旦那さまの姓であることは、皆さんご承知なんでしょうね。その次に、尾崎豊のラストソング「I LOVE YOU」、ジャック・ブレルの詩を訳した「愛しかない時」、「愛の賛歌」これは加藤登紀子が歌手になる決め手になったエディット・ピアフの十八番。そして、「愛燦燦」と「Revolution」後者は、威勢のいい歌でした。さいごに「百万本のバラ」を観客と一緒に大合唱をしました。そのあとアンコールと思いきや、多可町のおやじコーラスが登場され、「知床慕情」を歌われました。そしてもう一曲、何だったかな。おやじコーラスが降りられてから、「飾りじゃないのよ涙は」でフィニッシュでした。
私は、すでに何枚かCDを持っているのですが、「愛しかない時」が気に入ったので「シャントゥーズTOKIKO」を買うことにしました。
そして、ちゃっかりとサインしていただいて、思いがけなく握手までしていただいて、目がウルウルなりそうでした。
もちろん、登紀子ブランドのお酒「ほろよい物語」も買いました。なんと、今年のお酒で16本目の銘柄になるのですって。今度、お酒の好きな友だちが来たときに飲む予定です。
おしなべてコンサートは良かったです。伴奏もピアノとヴァイオリンだけだったのも、良かった原因だと思います。歌唱力のある人には、あまり大げさなバックはいりません。声の繊細さ、歌の味を打ち消してしまうのではなく、調和がとれていてなおかつ間奏の時には思いっきり存在感をアピールしていました。あまり劇場に行ったりしない妹は、三倍の値打ちがあったなともらしていました。ありがとうね。妹よ、おトキさんよと感謝しつつ、劇場を出ました。
10月は私の誕生日なのでかどうか分からないけど、わが妹が加藤登紀子のコンサートのチケットを取ってくれました。
10月1日の多可町文化会館ベルディーホールにおいての『加藤登紀子 日本酒の日コンサート』です。『ほろ酔いコンサート』かなと思いましたが、ちょっと違いましたね。聞くところによると、多可町は日本酒の原料米の王様、山田錦の発祥の地で、当コンサートも16回目を数えるそうです。主催は多可町文化連盟、後援は略、協賛がJAみのりです。
本当はきもので行きたかったのですが、午後は神河町にある両親の墓参りをすることになり、着替える時間がなさそうなのであきらめました。お酒の日にちなんだコンサートとあって、前のテーブル席には小さいお酒のビンがならんでいました。私たちはそのすぐ後ろの席で、指をくわえて見ていました。
やがて、真っ赤なブラウスに黒のロングスカートの登紀子さんが登場。一曲目は「あまのじゃく」から入りました。その後、マイクの横の机に置いてあるちょっと大き目のお酒のびんからお酒をついで、かんぱーい。その時のトークが「お酒のある方はお酒で、お酒のない方は歌に酔ってくださ~い。」しかたないや。お酒は家に帰ってからということで、登紀子さんが美味しそうにお酒を飲み干すのを見ていました。
今日のプログラムは、一曲目の「あまのじゃく」に続いて、
「時代遅れの酒場」「わが人生に悔いなし」「難破船」いずれも加藤登紀子作詞・作曲か作曲のみ。そのあと「この空を飛べたら」「わかれうた」中島みゆきの作詞・作曲ですね。「ひとり寝の子守唄」「檸檬Lemon」加藤登紀子作詞作曲、「夜空ノムコウ」スガシカオ作詞、川村結花作曲と続きました。それで第1部が終わりました。いやはや、おトキさんの飲みっぷりも見事なら、歌いっぷりもなかなか味わい深かったです。魅力的な低音部からビブラートする裏声の高音部への移行。はやくも酔いしれました。
休憩時間には、お茶とコーヒーがふるまわれました。お酒のない人にもせめてものもてなしをという意味でしょうか。
二部が始まりました。今度は黒のモーニングを思わせるチュニックをはおって、花柄のフリルのスカート。これが、パラソルのように広がって、微妙なゆれかたをしていました。こちらはシャンソンが中心でいわば加藤登紀子の真骨頂の分野、私も大好きです。「さくらんぼの実る頃」「時には昔の話をしよう」宮崎アニメの『紅の豚』で登場したもの。トークの中で『崖の上のポニョ』の話になり、その中でおトキばあさんとフジモトが出てくるあたりで笑わせていました。そして、藤本という姓がこのあたりは多いよねと言っておられましたが、実は亡くなられた旦那さまの姓であることは、皆さんご承知なんでしょうね。その次に、尾崎豊のラストソング「I LOVE YOU」、ジャック・ブレルの詩を訳した「愛しかない時」、「愛の賛歌」これは加藤登紀子が歌手になる決め手になったエディット・ピアフの十八番。そして、「愛燦燦」と「Revolution」後者は、威勢のいい歌でした。さいごに「百万本のバラ」を観客と一緒に大合唱をしました。そのあとアンコールと思いきや、多可町のおやじコーラスが登場され、「知床慕情」を歌われました。そしてもう一曲、何だったかな。おやじコーラスが降りられてから、「飾りじゃないのよ涙は」でフィニッシュでした。
私は、すでに何枚かCDを持っているのですが、「愛しかない時」が気に入ったので「シャントゥーズTOKIKO」を買うことにしました。
そして、ちゃっかりとサインしていただいて、思いがけなく握手までしていただいて、目がウルウルなりそうでした。
もちろん、登紀子ブランドのお酒「ほろよい物語」も買いました。なんと、今年のお酒で16本目の銘柄になるのですって。今度、お酒の好きな友だちが来たときに飲む予定です。
おしなべてコンサートは良かったです。伴奏もピアノとヴァイオリンだけだったのも、良かった原因だと思います。歌唱力のある人には、あまり大げさなバックはいりません。声の繊細さ、歌の味を打ち消してしまうのではなく、調和がとれていてなおかつ間奏の時には思いっきり存在感をアピールしていました。あまり劇場に行ったりしない妹は、三倍の値打ちがあったなともらしていました。ありがとうね。妹よ、おトキさんよと感謝しつつ、劇場を出ました。
xml_xslさんへ:いつも来ていただいてniceをありがとうございます。
by whitered (2008-10-02 22:45)
加藤登紀子さんは私も大好きな方です。素敵なコンサ-トを楽しまれて良かったですね。
by y-ma2-koubou (2008-10-02 23:13)
y-ma2-koubouさんへ:nice&コメントありがとうございます。本当に良かったです。私も本物は初めてお眼にかかりましたが、みんなを楽しませる術はそうとうなものでしたし、歌唱力や作詞・作曲など才能にあふれた人だなと思いました。
by whitered (2008-10-03 07:45)
以前、「おときさん」ほろ酔いコンサートに行きました。
実に歌唱力、会話術は、過ぎる時間を忘れました。
東大の学生時代はアイドル的な存在だったが、普通の人には味わえないいろいろな経験を積んで、素晴らしい才気ですね。
大学教授でもあり、現在も多方面でご活躍中。
いつまでも頑張ってほしいです。
by masayuk (2008-10-03 09:39)
masayukuさんへ:ほろ酔いコンサートに行かれましたか。東京で38回目とおっしゃっていましたかね。すごい足跡です。おしゃべりもみんなの反応を見つつ、飽きさせない話術をお持ちです。お酒を飲みながら、「私は飲んで明るくなると、逆に暗い歌を歌いたくなるんですよ。」とおっしゃっていましたが、おおいに共鳴できるところでした。
by whitered (2008-10-03 17:18)
へぇー^^素敵なコンサートですねぇ^^
by Ranger (2008-10-05 15:36)
Rangerさんへ:ちょうど同じ時刻にRabgerさんのブログに行っていましたよ。すれ違いやね~アハハ。動物園の写真も良かったよ。あれは、ズームで迫るのでしょうね。モノクロだとアフリカの現地みたいです。トラって賢いですね。前に見た時、えさ係の人が遠くを歩いてても、必死で眼で追っかけていましたよ。
by whitered (2008-10-05 15:45)
こんにちは。初めまして。
私は登紀子倶楽部のもう一つの会報「シーズネット」を制作しています。
そぞろさんのこのコンサートレポートを是非、原稿として頂きたいと思っています。
本当は「メッセージを送る」からメッセージをお送りしたかったのですが、どういうわけかログインできません。
もし、よろしければ公式HPのゲストブックの私の書き込みから名前をクリックして頂いてメールを頂けないでしょうか?
尚、アドレスの中の3という文字は2に変更して下さい。
ご面倒をおかけしますが、お返事頂けたら嬉しいです。
by 小椋直樹 (2009-02-05 10:51)