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故郷の山はありがたきかな [家族]

両親の墓参り

 加藤登紀子のコンサートの翌日、妹と一緒に神河町にある両親の墓参りに行ってきました。妹の寿司屋の出前の車に乗せてもらって、西脇市から一時間半くらいのところにあります。その日は、雨模様でしたが、お墓のあるところまで来ると、うまく上がっていました。
昨年も今の時期に合わせて来たので、ちょうど一年ぶりです。お花を入れ替えて、お供えをして、ムニャムニャともろもろのお祈りをしました。
ここは、小学1年の夏から、高校を卒業するまで育ったところです。いろんな思い出がぎっしりと積もったところ。楽しかったことや辛かったことも一杯あります。12年間の多感な時代を過ごしたところです。

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北西の方には、天狗山と呼んでいた山があります。雨が霧となって昇っていっていました。こころなしか、天狗の鼻が低くなっているように思いました。

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南西の方角には、高峰というきれいな形をした山があります。この山は本当に身近な山で、家の戸を開けると、まず飛び込んできたのがこの山。小学校時代も手ぶらで何度か登りました。40分ほどで、頂上に着きました。たしか、500m~600mくらいの山ですが、晴れた日には遠く瀬戸内海の島影が見えました。だから、私は大人になってからも山は手ぶらで登るものだと思っていて、重装備して登る人の気がしれないなんて思っていました。

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それから、駅です。今でこそ播但線の駅はほとんどが無人駅となってしまいましたが、かつては、駅長さんもおられて、駅員さんも三人くらいおられました。私たちもこの近くに住んでいたので、駅を遊び場にして、駅員さんにも遊んでもらったのを思い出します。春には駅前の桜の並木が花盛りになり、冬には駅の坂道に30cmくらい雪が積もって、学校へ行く前にひと遊びしましたっけ。
今は両親も他界し、おとづれる家もなくなりましたが、故郷の山々を見ると、懐かしさが込み上げます。自然は、いつでも私たちを待っててくれたような気がします。
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SAWA

ご両親のお墓参りですか、、、
私も先月行ってきましたが、お墓の前で手をあわせると何故か落ち着きますよね。
懐かしい故郷まで行ったのですから、ご両親も喜んでくれたことでしょう。

by SAWA (2009-10-05 10:05) 

whitered

SAWAさんへ:コメントありがとうございます。本当にそうですね。墓前で手を合わせると、なしがしかの力がもらえるようですね。越し方の時間や想い出が、身に沁みて偲ばれます。
by whitered (2009-10-05 15:10) 

Ranger

わぁ~^^
素晴らしい景色
こんな素敵な故郷があるなんて、うらやましいなぁー
by Ranger (2009-10-06 12:40) 

whitered

Rangerさんへ:ありがとうございます。こんな田舎の山ふところに抱かれて育ちました。若い頃は、空が半分しか見えないのがいやでしたが、今は懐かしい原風景になっていますよ。
by whitered (2009-10-06 20:41) 

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