帯のルーツ、判明! [着物]
以前、いただいた帯のルーツが判明しました
かなり前のブログ(2008-05-10)で書いた、いただきものの帯のルーツがひょんなことで分かりました。私の友だちの先輩に当たる方で、ご近所にいらっしゃる方なのですが、私がきものが好きでよく着ていることを知られて、帯をいただいたことがあるのです。帯の箱には、“雛逸”と書いてあったので、京都の『ひなや』のものかなと思っていました。
理由の一つは、『雛』の文字です。もう一つは、組帯だということです。今日(昨日)はそれが、本当にそうだったことが分かりました。
阿部野橋にある行きつけのデパートに、娘夫婦のクリスマスプレゼントを求めにやってきました。
二階の奥にきれいな、染めのスカーフのコーナーがありました。そこで、フリルが可愛い花のようなスカーフがあったので見ていると、コーナーの説明書きに「伊豆蔵明彦の染織」だったかどうかは、定かでないのですが、伊豆蔵明彦と書いてあったのは、間違いがありません。
そこで、聞いてみました。「こちらは京都のひなやさんというメーカーですか?」女の販売員さんは、ちょっと自信がないようで、男性のスタッフの方に聞いておられました。スタッフの方は、「そうですよ。組帯を扱っているひなやですよ。」と言われ、また「ブランドの一つに“雛逸”というのが、ありましたか?」と聞くと、「ありましたよ。」という答えでした。2年越しの疑問がやっと解決したような気がしました。
私は、うれしくなって、娘のご亭主にもマフラーっぽいのを買いました。中尾彬さんがよく首に捲いておられるようなマフラーです。家に帰って娘に見せると、「ナマコみたいやな。」と言っていましたけど、ラフな彼は似合うにちがいありません。
会計を待っていたら、男性のスタッフが「いいジャケットがあるので、羽織ってみませんか?」と言われるので、羽織ってみました。シルクなので、とても軽くてふんわりとしています。値札を見ると、ちょっと高かったのと春先の上着だったので、買うのを止めました。
伊豆蔵明彦さんという方は、伝統的な組帯に飽き足りず、ずいぶん幅広い仕事をやっておられるようです。組み紐の方法を利用して、洋服など様々な布地を織られているのです。染め物の方も天然の草木を利用されたものが多いようです。ニューヨークやパリにも展示会や出店をなさっていたり、最近では全国の大学で「染織」の講義をされているようでした。
あれこれと見ているうちに、すみっこに黒地に黄色のドット柄のショールがありました。値段を見るとムムッ、安いではありませんか。これは、もう一点しかないので値段を安くしているとのことでしたので、セーターを一枚買ったつもりで、自分へのプレゼントを買ってしまいました。
帯をいただいた先輩の方には、また会ったときに報告しようと思います。スカーフやショールを手に入れ、帯のエピソードが判明したので、ホクホクして家路に着きました。
かなり前のブログ(2008-05-10)で書いた、いただきものの帯のルーツがひょんなことで分かりました。私の友だちの先輩に当たる方で、ご近所にいらっしゃる方なのですが、私がきものが好きでよく着ていることを知られて、帯をいただいたことがあるのです。帯の箱には、“雛逸”と書いてあったので、京都の『ひなや』のものかなと思っていました。
理由の一つは、『雛』の文字です。もう一つは、組帯だということです。今日(昨日)はそれが、本当にそうだったことが分かりました。
阿部野橋にある行きつけのデパートに、娘夫婦のクリスマスプレゼントを求めにやってきました。
二階の奥にきれいな、染めのスカーフのコーナーがありました。そこで、フリルが可愛い花のようなスカーフがあったので見ていると、コーナーの説明書きに「伊豆蔵明彦の染織」だったかどうかは、定かでないのですが、伊豆蔵明彦と書いてあったのは、間違いがありません。
そこで、聞いてみました。「こちらは京都のひなやさんというメーカーですか?」女の販売員さんは、ちょっと自信がないようで、男性のスタッフの方に聞いておられました。スタッフの方は、「そうですよ。組帯を扱っているひなやですよ。」と言われ、また「ブランドの一つに“雛逸”というのが、ありましたか?」と聞くと、「ありましたよ。」という答えでした。2年越しの疑問がやっと解決したような気がしました。
私は、うれしくなって、娘のご亭主にもマフラーっぽいのを買いました。中尾彬さんがよく首に捲いておられるようなマフラーです。家に帰って娘に見せると、「ナマコみたいやな。」と言っていましたけど、ラフな彼は似合うにちがいありません。
会計を待っていたら、男性のスタッフが「いいジャケットがあるので、羽織ってみませんか?」と言われるので、羽織ってみました。シルクなので、とても軽くてふんわりとしています。値札を見ると、ちょっと高かったのと春先の上着だったので、買うのを止めました。
伊豆蔵明彦さんという方は、伝統的な組帯に飽き足りず、ずいぶん幅広い仕事をやっておられるようです。組み紐の方法を利用して、洋服など様々な布地を織られているのです。染め物の方も天然の草木を利用されたものが多いようです。ニューヨークやパリにも展示会や出店をなさっていたり、最近では全国の大学で「染織」の講義をされているようでした。
あれこれと見ているうちに、すみっこに黒地に黄色のドット柄のショールがありました。値段を見るとムムッ、安いではありませんか。これは、もう一点しかないので値段を安くしているとのことでしたので、セーターを一枚買ったつもりで、自分へのプレゼントを買ってしまいました。
帯をいただいた先輩の方には、また会ったときに報告しようと思います。スカーフやショールを手に入れ、帯のエピソードが判明したので、ホクホクして家路に着きました。
ルーツもわかり、素晴らしい帯だと分かったようで良かったすね~♪
このような染めも素敵ですね(´▽`)
by SAWA (2009-12-21 10:31)
SAWAさんへ:いつもniceとコメントありがとうございます。自分の持ち物を大事にするためにも、その物のルーツやエピソードが分かっておきたいのです。でも、これからは自分が身につけてエピソードを作っていきたいですね。
by whitered (2009-12-21 11:08)
へぇ~^^ 凄い
また一段と愛着が沸きましたね
by Ranger (2009-12-23 11:28)
Rangerさんへ:コメントありがとうございます。ハイ、この帯は締めやすくてどんなきものにも合うので重宝していますが、一段と愛着が湧いてきました。
by whitered (2009-12-23 15:49)