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秋の茶会 [着物]

お茶会 

 11月3日は、大阪美術倶楽部で恒例のお茶会がありました。
京阪神では、茶道十二流派があるそうですが、春と秋に大茶会が行われます。四つのお茶席が設けられ、友だちがそのうち薮内家のお席で担当をするらしいのです。

大阪美術倶楽部は、大きな建物なので、何百人という大寄せの茶会でよく使用されます。本来は美術品の入札会や交換会といった会場になるようですが、茶会や華道展、日舞などの会場で貸し出されるようです。
もともとは、淡路町にあったらしいのですが、1947年に現在の鴻池本邸の地に移って、2007年には新館が建設されたそうです。中に入ってみると、扇が好きだった鴻池善衛門の趣向があちこちに見られます。

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受付に聞いてみても、どの席をどの流派が担当しているのかよく解らず、たぶん雪月花の間だろうということでした。あとで、扇鴻の間だと分かったのですが、もう二席とも回っていました。
松筠亭は、中庭にある純和風のお茶室ですが、なにしろ狭いので大寄せの茶席には向かず、「宗旦と四天王」というテーマで茶道具の展示がしてありました。宗旦は千利休の孫だそうです。中年の女性が説明をしてくださいましたが、予備知識が少ないもので、理解するには程遠かったです。

四人で行きましたが、皆さんお茶席向きの訪問着や付け下げを召しておられました。私は、御堂筋の銀杏にちなんで、銀杏の帯をしたかったので、青鈍色の色無地を着て行きました。帯を替えれば喪服にもなりそうです。半襟も刺繍のを合わせてみました。

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帰り、どこかでお昼を食べようということになり、近くのビルにある「go・ka・n」北浜本店に入りました。ケーキ屋さんですが、キッシュにサラダというランチがあったので、それにしました。おそらく、昔は銀行か証券会社の建物だったのでしょう。一階はケーキの店舗で、二階が個室風の食堂になっていました。神戸にあるような風情で、雰囲気は良かったです。

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食事が済んでから、自動車に乗せてもらって大阪歴史博物館の「心斎橋きものモダン」という展示を観て帰りました。秋の一日、きものも着れて、楽しかったです。





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