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レース編みのベスト [趣味]

夏は来ぬ・・・

 お久しぶりです。
だんだん更新が横着になっていくような気がしてます。
そういえば、今朝、蝉が鳴いていました。
私的には、もう梅雨は明けたんじゃないかと。

7月の記事、何から始めようかと思いましたが、まずしおらしくレース編みなど。
ABCクラフトをうろうろして、速く編めて、着映えがしそうなものを選びました。

糸はスキーヤーンの「つややか」というコットンカラフル。グリーン系のグラディエーションの色で染めてあります。針は5号のかぎ針。

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およそ二週間で編めました。型紙は、いただいたものより少し大きめにして、サイドにまちをつけました。
四玉でいけるらしいのですが、五玉弱使いました。

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黒のTシャツに合わせるといいみたいですね。

最近、二冊の本を読みました。
百田直樹の「永遠の0」と、高田郁の「みおつくし料理帳 残月」です。
「永遠の0」は、純文学的で素晴らしかったです。戦争中に自己を貫きながら、世相と戦っていく孤独な主人公が浮き彫りにされていました。あまりにも戦争中のことを知らない私は、本箱から「太平洋戦争上下」(中公新書)と「海軍の選択」(中公叢書)を引っ張り出してきて、勉強しなおしせんといかんかなと思ってます。
「みおつくし料理帳 残月」は一日で読んでしまいました。読みやすいのと文体が慣れているので、速かったです。これはこれで生きる勇気をくれる本だと思います。


永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: 文庫



海賊とよばれた男 上

海賊とよばれた男 上

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/07/12
  • メディア: 単行本



高田郁「みおつくし料理帖 残月」ハルキ文庫 619円
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またまたレース編みなど [趣味]

レース編みその後

 私のレース編み癖もようやく2か月あまりでおさまってきた。
そのうち自分のためのものが三点、人に差し上げたものが三点、失敗作が一点である。
そのうち付け襟が四点(うち失敗作一点)、ショール一点、マフラー一点、ラリエット一点の内訳。ほかにのれんのモチーフをやりかけて止まっている。
失敗したものは、説明書どおりに編んだものの、うまく納まらなかった。糸の太さと針の番号が合っていなかったのが原因だ。

これは、パイナップル編みを取り入れたもので、私のお気に入りだ。少々可愛らしすぎるかもしれないが。

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お次は、白い清楚な付け襟。周りに付けた小花が可愛らしい。これは、前の記事で登場した夫の教え子さんにプレゼントした。

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最後にずいぶん時間がかかった三日月型ショール。全体は鎖編みとピコットで編んで、回りをアイリッシュモチーフをぶら下げている。これを黒いレース糸で編んだものだから、眼を酷使してしまった。
夜や部屋の中の光線だと編み目がもうれつに見えにくい。膝にタオルとか新聞をおいて見えやすくしたが、とても間に合わない。もう黒い編み物はなるべく避けておこう。

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そんな訳で、今年のレース編みはそろそろお開きにしようと思っている。


金魚の荒療治 [趣味]

金魚の病気予防のために

 先日、金魚の飼育に詳しい人から教えていただいた。
梅雨でいろんな雑菌や病気が繁殖しやすいこの時期、水替えの時に一回金魚の殺菌消毒をした方がいいということだった。
それを、きのう実行した。
まず、バケツに塩素を中和した水を二つ用意する。
一方は、洗面器に一杯くらいの分量の水。
もう一方は、いつもの水替えのときに水槽に入れる分量の水だ。

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そして、塩。にがりが入った粗塩が良い。それをひとにぎり、洗面器の分量の水に入れて溶かす。

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金魚をまず、こちらの塩水に入れる。入れる時間は、10数秒。
見ていると、金魚はびっくりしたように、のけぞっている。

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すぐに、すくって隣の真水の中に放してやると、金魚たちは「やれやれ。」というように落ち着いてくる。
しかし、飼い主不信に陥ったのか、しばらくの間、そっぽを向いている。
「これもあんたたちの健康のためなんだよ。」

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レース編みなどを [趣味]

毛糸編みからレース編みへ

 毛糸を編んでいたのだが、季節がらレース編みへと移行した。
図書館から借りてきた本に、「はじめて編むアイリッシュクロッシェレース」(日本ヴォーグ社)というのがあった。アイリッシュ・クロッシェレースというのは、モチーフが立体的で、豪華な印象を受ける。
たしか、ピアニストのフジコ・ヘミングさんもこの編み方のラリエットをしておられたと記憶している。

ミニマフラーというのを編んでみようと思った。
まず、材料調達から始める。レース糸は多めに買ってしまうので、何千円かの出費となるが、完成すれば数倍の価値がある。

まず、基本モチーフから編み始める。
モチーフは、バラの花、リング、実、リーフなどそれぞれ数種類。立体的な感じを出すために、パディングコードという同じ素材のレース糸を何重も巻き、芯にする。それがアイリッシュ・クロッシェレースの特徴の一つだという。リングなども様々な大きさがあるので、様々な太さのジャンボ編みの針などに巻く。あまり、出費をしたくないので、家にある鉛筆だとか、筆のようなものを転用する。
基本モチーフを編むのに2日ほどかかる。次は本体の模様編み、けっこう長いのでやはり2日ほどかかった。

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最後はモチーフを鎖でつなぎ、さらに本体につないでいく作業だ。
本のモチーフとは、多少自分のくせがあって、大きさや形状も違うために、なかなか説明書き通りにはならない。そこは、てきとうに穴が大きい場合は、鎖編みを増やし、穴が狭い場合は、逆に減らしていく。
そのあたりは、ごまかし方がうまくなった。
一方の端が、出来上がると、嬉しくなってもう一方の端にもつないでいく。最後は、1日朝から晩までかかりきりになって、出来上がった。
あっしまった!今日は、ゴミ出しの日だったのを忘れていた・・・という始末であった。
ご飯を食べることは、忘れていないのになあ。

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けっこう、うまく出来上がった。あとは、どう着こなすかだな。それが肝心なんだけど。
この次は、レースの襟に挑戦したいんだ。


アンティークスタイルのクロッシェレース―繊細でシックな方眼編み

アンティークスタイルのクロッシェレース―繊細でシックな方眼編み

  • 作者: 村林 和子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本



はじめての手づくり ちいさなレース編み

はじめての手づくり ちいさなレース編み

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 雄鷄社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 大型本



はじめて編む アイリッシュ・クロッシェレース

はじめて編む アイリッシュ・クロッシェレース

  • 作者: 河合真弓
  • 出版社/メーカー: 日本ヴォーグ社
  • 発売日: 2009/05/30
  • メディア: 単行本



初釜 [趣味]

お茶の初稽古

 22日は、習っている教室の初釜でした。習っている人たちにとっては、初稽古といったほうが良いそうなのですが。
一席目は炭点前があって、見たかったのですが、希望者がいっぱいだったので、二席目にしました。
まず、点心席から入りました。天王寺の都ホテルの中の料理屋さんで、松花堂懐石をいただきました。
新春なので、御酒をいただきました。ほんの少しでした。
量は少な目でしたが、なかなか美味しかったです。

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待ち合いになっている部屋で少し待ってから、花びらもちをいただきました。
いよいよ、濃茶席へ入ります。主客以下三客は、いつも拝見する男性がやってくれました。主客以下十客は、大先生が立ててくれた濃茶がいただけます。
私たちは、水屋で控えておられる先生が点ててくれる濃茶でした。5人くらいが、一つのお茶碗でいただくので、最後になると全部飲まないといけません。
私は一番目にいただきました。ドロリとした濃いお茶でした。個人的にはおうすの方がいいなあ。

終わってから床の間の拝見をして、お道具の拝見をしました。
お軸は、先生が説明してくださったのですが、なんと書いてあるか忘れました。上から二番目に「辰」の字が書いてあるので、今年の干支にちなんだ言葉が書いてあるのでしょう。

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床の間には、お正月用の結び柳がかざってあり、先生の家のお庭の「あけぼの椿」が飾ってありました。お部屋が温かかったのか、ちょっとくたっとしていました。

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点前をする正面には、大きな眞台子に九谷焼の皆具が飾ってありました。

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そして、炉縁は蒔絵で乱れ桐の絵が描いてありました。お釜はたぶんお稽古で使っているものです。

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そのあと、薄茶席でしたが、私は今練習している筒茶碗でいただきました。筒茶碗は、お寿司屋さんで出てくる茶碗のように細長い形をしていて、冷めにくいので、冬場の茶碗として使います。熱くて美味しかったです。

終わってから、ビルの四階に降りて、植え込みの所で写真の撮りっこをしました。
だれやのん?この幅広サイズのおばちゃんは。

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小倉百人一首に寄せて [趣味]

昔のことなど

 先日来、白洲正子の「私の百人一首」を引っ張り出してきて読んでいる。
「序にかえて」のくだりで、こんなことが書いてある。
(・・・かるたをとるということと、百人一首を鑑賞するということは、ぜんぜん別の行為なのだ。一々歌の意味や心を味わっていて、かるたがとれる道理はない。そんなことは分かりきっているが、わかり切ったことに案外人は気がつかないものである。・・・)
本当にそうだ。競技かるたがそうである。あの0,1秒を争うような競技にはついていけないものがある。

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 私には、百人一首にまつわる思い出がいくつかある。
その一つは、幼稚園のころだったと思うが、姫路に住んでいたころの話だ。
家の斜め裏に高校の国語の先生が住んでおられた。正月の二日か三日になると、近所の子供たちを10人ばかり招いて、百人一首のかるたをやってくれたのだ。私は最年少だったので、まだひらがなも覚束ない年頃だった。しかし、年上の子たちがだんだんと熱を帯びた様子で取り組んでいくのを見て、私も仲間に入りたいと切に思うようになった。
一枚だけでもと思っていたのか、「大江山~生野の道も遠ければ~」の上の句が詠われると、「はーい。」と元気よく「まだふみもみず、天橋立」の札を取ったものだ。たった一枚だけ。
おそらく母の出身地が生野だったので、聞き覚えがあったのだろう。
姫路を引っ越した後も、正月には家で母や妹と楽しんだ。

 もう一つは、私の叔父さんの話である。その人は今は故人であるが、まさに生野鉱山の鉱夫をやっていた。あるとき、落盤事故が起こって叔父さんは暗闇に取り残された。助けが来ると信じていても、そのような時には、先に精神がまいってしまうらしい。そこで叔父さんは、百人一首の一番から順番に思い出して、百番まで唱えて心を落ち着けたらしい。生野という町は面白い街で、佐渡島や北九州から鉱夫が流れて住み着いて、それぞれの文化を持ち寄ってきたらしい。お盆ともなると、それぞれの地方の民謡や盆踊りがあちことで繰り広げられ、それは賑やかだった。ほとんどの住民が三味線や尺八などの芸事ができたようである。
だから、百人一首なども正月の遊びのわくを越えて、さかんに膾炙されたのだろう。

 この歳になって、百人一首というのが、じつは「小倉百人一首」のみならず、色々あったことを知った。戦争中はまた別の百人一首、近年は「万葉がるた」というのもある。しかし、平安時代末期に編まれた爛熟した王朝文化の気配が色濃く残る「小倉百人一首」が、平和な世の中に受け入れられたのだろう。

「小倉百人一首」の歌の作者は、天智天皇から順徳院まで。万葉集の時代から新古今和歌集の歌が編纂されている。
少し前まで、私は「平家物語」の時代と「新古今和歌集」が同時代だとは、気が付かなかった。
その時代は、鎌倉時代というには、まだ王朝文化がただよっていて、平安時代というには血なまぐさい武家の勢力争いが繰り広げられた境界の時代だったのだ。

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小倉百人一首は小倉山荘で藤原定家が編んだとされている。ある人の要請で選んだとされているが、私は必ずしも作者の一番よい歌を選んだとは限らないと思っている。
私は後鳥羽院の歌と西行の歌にはちょっと不服がある。
それに後鳥羽院の札に描かれた姿絵も気に入らない。どんな百人一首の絵もちょっとうらぶれてうなだれているような気がする。
後鳥羽院は、台頭する武家に対して、自分こそ王政復古の先頭に立たないとだめだと時代的な必然性を感じて、承久の乱を起こされたにちがいない。
素顔はもっとりりしく、勇ましかったに違いない。都におられる時も泥棒を生け捕り、自分の家来にしたそうだし、隠岐へ流されてからも、みずから刀を作ったり、相撲を好んだりされたというエピソードがあるくらいだ。

私だったら、
<我こそは新島守りよ隠岐の海の あらき波風こころして吹け>
がよいと思う。
西行の歌も、もっともっといい歌があるような気がする。
ただし、家隆の歌はこれでいいかなと思う。
<風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりけり>
ならの小川は上賀茂神社の境内に流れている川で、斎宮がみそぎを司っている川だ。
まあ、今となっては、小倉百人一首もしかたないかなというのが、結論だ。
わたしの宝物の百人一首である。

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百枚の札を並べて点検したあと、一人で読んで、取って遊んだ。
今年は、だれともかるた遊びをしなかったなあ。

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やっと編めたよ! [趣味]

10日間よくがんばりました!

 寒くなると、毛糸玉を触りたくなるわたし。
今年も始めました。
まず、はやりの編み物の本をゲットするところから、スタートです。
図書館にも編み物の本はあるのですが、古かったり、2週間で返さないといけません。いいところだけコピーするという手もあるのですが・・・
「ショール・ケープ・マーガレット」という特集の本を買いました。
ショールというのは、長方形の肩にはおるものですね。ケープというのは、首からすっぽりかぶるタイプ。
マーガレットというのは、昔からあったそうなのですが、袖のある短めのカーディーガンみたいですね。
これとは別に、今冬にはやっているのは、スヌードという輪になったマフラーがありますね。

まず、出来上がりの作品をごろうじろ。
10日もかかりました。編んでいると五十肩もなんのその。こんな作業は好きなんです。苦にならない。

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モヘアの毛糸を20個買いました。本当は10個でよかったのですが、色の番号と個数を読み違えちゃったんです。楽天家の私は、また他の編み物に使えますという思いです。
はじめに、くさりを471目編むというところで時間がかかりました。テレビなんかを見ながらやっているので、
「えっと、70やったかな、80やったかな。」という調子です。
本当は、クリップのようなものをひっかけながらやると、数え間違いしなくていいのですが。アバウトなもんですから。
それにモヘアという糸は、どうもほどきにくいのです。ほどくときには、注意してはさみを使いながらほどきました。しかし、そのうちに気にならない場合は、もう下手に修正しない、そのままいくという方針に切り替えました。
このショールの一番の特徴は、片一方だけ腕を通すあなを開けているところで、難しかったのもこの部分です。目を拾うところが少しガタガタになりましたが、自分が着るものなので、ちょっとぐらいは眼をつぶります。
端の飾り模様がすてきでしょう。とても暖かいですよ。

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本の中のモデルさんは、ほっそりとしてとても素敵です。こんな風にはならなくても、自分で編めたという満足感でいっぱいです。

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さて、次はどんなものを編もうかな。


【ハマナカ】手編み毛糸モヘア#15ベージュ2 (お買い得毛糸)

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  • 出版社/メーカー: ハマナカ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



冬の手編み時間 おうちニット

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 大型本






金魚としばらくお別れ [趣味]

落ちつかなくてごめんね

 土佐金の稚魚がやってきて、かれこれ二週間を迎えようとしています。
10匹いた稚魚のうち、小さいのを2匹死なせてしまいました。植木鉢のシダの根元に埋めました。
生き物は、これがあるから辛いですね。
あと8匹は順調に育っていますが、早めに生まれた5匹は大きくなって、後から生まれた3匹はまだまだ小さいです。一か月半くらい早いだけで、えさを食べるときも小さい金魚を押しのけて食べているような気がします。

金魚鉢を買いました。
丸い方がいいと言われていたので、バケツのままがいいかと思いましたが、ちょっと鑑賞するときに不便かなと思い、丸いガラス製のをネットで購入しました。

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開けてみるとかなり大きくて、水もたくさん入ります。
面白いのは、凸レンズのように金魚がでかく見えること。
それに、金魚が向こうに行くとひっくり返って見えるのです。お腹を上にして。

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部屋の中に入れたので、かなり部屋の主と生活時間帯をともにすることになりました。
宵っ張りの主のために、睡眠時間がちょっと少なくなったかもしれません。
朝なんか、主がゆっくりコーヒーなど飲んでいると、水槽の端に来てジーッと見ているような気がします。

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こんど私が、しばらく妹の家に手伝いに行くことになって、孫のうちに預かってもらうことになりました。
連れてきたときのようにビニール袋に入れてやらないといけません。
前は酸素ボンベの酸素を入れてもらったのですが、今回は「酸素の出る石」を入れていこうと思っています。
まあ、30分ほどなので、なくてもいいかもしれないのですが、念のため。

きれいな水が好きなので、世話が大変ですが、少しでも付き合っていると情が湧いてきます。
しばらく元気でね、孫の相手をお願いね。と思ってしまいます。














香川へ 土佐金をお迎えに [趣味]

もう一つのミッション

 土佐金の記事を心待ちにしてくださる方もあるのが解り、とり急ぎアップといきます。
前々記事で、仲よくしていただいているSさんのお誘いで香川に行くことになったのですが、Sさんの同級生に土佐金の稚魚をいただくというのが、主要なミッションでした。

お宅に伺うと、それはそれは広大な敷地に本格的な仕掛けで土佐金を飼育されていました。
5年ほど前から始めたとのことで、お庭のあちこちに金魚の水槽がありました。
これは、今年生まれた稚魚ですでに選別済みの金魚らしいです。

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そして、これが一年経った土佐金です。一年で大きくなるものですね。すでに赤い色が付き始めているらしいです。

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そして、二歳の土佐金です。すっかり赤くなって、堂々としています。
お聞きすると、西日本の品評会で6位になったものがいるとか。ここまで育てるためには、相当の努力と経費がかかっていると思われます。

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土佐金というのは、大阪らんちゅうとリュウキンを掛け合わせた金魚らしいですね。先の大戦中には絶滅しかけたとか。尾びれの美しさから金魚の女王と愛でられているそうです。

近所の人にもおすそ分けしないといけないので、少し多めにいただきました。
前の日にバケツに水を汲み置きしていたので、帰ってすぐにビニールの袋から移してやりました。
お聞きすると、初めの二年くらいは丸い入れ物で飼育するのが良いということでした。
なんでかな、と思い調べてみると、尾ひれが角にあたると傷がつくんだそうです。昨日、kさんがコメントで激しい水流に当てるといけないと教えてくださったことも同じ意味なんですね。
二歳児くらいになると、今度は四角い水槽がいいそうなんです。オスがメスを追っかけまわすようになるらしくて、四角い水槽だと隅っこで休憩ができるからなんだそうです。

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水替え、えさやりも大変ですが、また飼育日誌はそのつどアップしていきます。ごらんの方でまた気になったことがあれば、どうぞ教えてくださいね。
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ようやく初着物です [趣味]

初釜にて候

 職場の友だちを誘って、習っているお茶の教室の初釜に行きました。
春を寿ぎ、お稽古始めのお茶は心が引き締まります。参加される方々の着物を見るのも楽しいです。

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私よりも一回りも若い友だちは、あでやかな友禅染の訪問着を着ているので、私まで華やかな気持ちになります。私は仕立て直しをした付け下げで、少々地味ですが、帯を白地の引き箔にして、帯締めをちょっと赤くしてみました。

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正客には男性のグループが務められたのを見て、元気な友だちは「ちょっと古いのね。」と。「そうそう、古いのよ。男の方に頼まれるらしいよ。」と私。しかしです。以前、私は別の大寄せで、正客のお席に座ったことがあるのですよ。オシダシだけが立派だったらしくて、頼まれて。見事、失態をやらかしました。なんと、棗を拝見する時に、手がすべってコロンとひっくり返してしまいました。
それいらい、正客の席だけは避けて通っています。亭主とおしゃべりを楽しむのはあきらめて、そばで聞き耳を立てるようにしています。

濃茶席、薄茶席が済んで、いよいよ点心席です。今回は、少し歩いたところにあるホテルの日本料理のお店でした。「ぞろぞろ歩いているのを見たら、おかしいやろな。」と言いながら、お店に着きました。初釜なので、お酒が出ました。お料理はとても美味しかったです。


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