図書館で借りた絵本 [本]
藤城清治&太田光のコラボ絵本!
先日、なにかの対談番組で藤城清治さんが出ておられた。
午前中に4時間ほど散歩に出られることが日課になっている。少し前までは、午後から仕事を朝方までやっていた。と話しておられたが、87歳の現役影絵画家だ。
「暮らしの手帳」に童話の挿絵を美しい影絵で表しておられたのが、なつかしい。
インタビューで「爆笑問題」の太田光さんとコラボで絵本を作ったとおっしゃっていたのが、印象に残っていた。
先週の土曜日に、市の図書館で見つけた。
「マボロシの鳥」という新刊書だが借りれるというので、さっそく借りてきた。
81ページの絵本のうち、挿絵が41枚入っている。なかなかの力の入れようだ。
太田光さんの文章も、独特の言い回しがあって、どちらかというと大人向きの話だが、読みやすい。
そして、絵が美しい。
主人公の一人のチカブーが登場するときは、ハッとして妖しい。眼に力がこもっている。
魔術師のチカブーは、マボロシの鳥のおかげで人気を博していたが、ある日逃げられる。
落ち目のチカブーと以前のショーを見たファンのやりとりが面白い。
マボロシの鳥は、違う国に行って、ある勇気のある若者に捕えられる。
あろうことか、権力と名声を得た若者は、マボロシの鳥をかごの中から逃がしてやる。
ある日、よれよれになったチカブーは、絵の中にマボロシの鳥を見つける。
「たしかにおれの鳥だー。」
マボロシの鳥ってなんだったんだろう。夢?希望?
「・・・この世界は、きっとどこかとつながっている。」
というのが、最後の文章だ。
太田光さんの世界観が垣間見えるようだ。
そのお話に惚れ込んだ藤城さんが、老骨に鞭打って(?いや、生き方は我々より若いかも)、41枚のきれいなきれいな挿絵を創作されたのだ。
一度、手に取ってごらんください。
だれもが楽しめる本だと思う。
先日、なにかの対談番組で藤城清治さんが出ておられた。
午前中に4時間ほど散歩に出られることが日課になっている。少し前までは、午後から仕事を朝方までやっていた。と話しておられたが、87歳の現役影絵画家だ。
「暮らしの手帳」に童話の挿絵を美しい影絵で表しておられたのが、なつかしい。
インタビューで「爆笑問題」の太田光さんとコラボで絵本を作ったとおっしゃっていたのが、印象に残っていた。
先週の土曜日に、市の図書館で見つけた。
「マボロシの鳥」という新刊書だが借りれるというので、さっそく借りてきた。
81ページの絵本のうち、挿絵が41枚入っている。なかなかの力の入れようだ。
太田光さんの文章も、独特の言い回しがあって、どちらかというと大人向きの話だが、読みやすい。
そして、絵が美しい。
主人公の一人のチカブーが登場するときは、ハッとして妖しい。眼に力がこもっている。
魔術師のチカブーは、マボロシの鳥のおかげで人気を博していたが、ある日逃げられる。
落ち目のチカブーと以前のショーを見たファンのやりとりが面白い。
マボロシの鳥は、違う国に行って、ある勇気のある若者に捕えられる。
あろうことか、権力と名声を得た若者は、マボロシの鳥をかごの中から逃がしてやる。
ある日、よれよれになったチカブーは、絵の中にマボロシの鳥を見つける。
「たしかにおれの鳥だー。」
マボロシの鳥ってなんだったんだろう。夢?希望?
「・・・この世界は、きっとどこかとつながっている。」
というのが、最後の文章だ。
太田光さんの世界観が垣間見えるようだ。
そのお話に惚れ込んだ藤城さんが、老骨に鞭打って(?いや、生き方は我々より若いかも)、41枚のきれいなきれいな挿絵を創作されたのだ。
一度、手に取ってごらんください。
だれもが楽しめる本だと思う。
コメント 0