私の好きな曲② [音楽]
カヴァレリア・ルスティカーナ・間奏曲
きのう、北区にあるザ・シンフォニーホールへ「小林研一郎の『夏休み・名曲招待席』」というコンサートに行きました。行きたいと思ったのは、初心者向けのいいとこどりのプログラムの中に、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」を見つけたからなのです。
4月あたりから、テルミンでこの曲を練習していました。
練習仲間からは、「いいなあ、美しい曲だね。」とうらやましがられ、悦に入って練習していました。
題名こそ舌をかみそうなその曲は、以前から知っていました。
CDを調べたら、カラヤンの「オペラ名管弦楽曲集」というCDの中に入っていました。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」というオペラ自体は、三角関係の恋愛のドタバタ劇のようですが、間奏曲はまるで「天上の音楽」ともいうべきこの上なく美しい曲です。
私の好きな曲の②ですね。
ちなみに上記のコンサートのプログラムは、演奏が関西フィルハーモニー管弦楽団で、指揮は炎のコバケン。ソプラノが上村智恵です。
1、ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2、マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
3、J.シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」
4、スメタナ:交響詩「モルダウ」
~休憩~
5、ヴェルディ:歌劇「椿姫」より
“ああ、そはかの人か~花から花へ”
6、プッチーニ:歌劇「ジャンニ=スキッキ」より
“私のいとしいお父さん”
7、ラヴェル:「ボレロ」
でした。前半の一押しは、やはり「モルダウ」ですね。スメタナの交響詩「わが祖国」の一部ですが、せせらぎから大河にいたるモルダウ川の波乱の人生に似た交響詩が終わるや否や、われんばかりの拍手でした。
観客は、やはり私と同じくらいか、ちょっと年上のご夫婦が多かったようですが、空席が見つからないくらいの大入りでした。
後半の目玉は、やはり「ボレロ」。シンプルなリズムがいのちの誕生から人の死までを表しているとコバケンさんの解説があったような。とにかく魂が高揚する音楽でした。
私的には、後半ではソプラノ歌手、上村智恵さんが唄う「私のいとしいお父さん」に思い入れがありました。
じつは、私の娘が結婚式の入場で使った曲なんです。
すでに亡くなって、その場にいないお父さんを身近に感じるためにその曲を使ったのですが、兄の腕を借りて入場する姿に、思わず涙した覚えがあります。
こういう次第で、真夏の名曲コンサートは終わりました。
アンコールは、「ボレロ」の最終章がもう一度演奏されました。
暑さが忘れられる、感動的なコンサートでした。
小林研一郎のコンサートは、次回フェスティバルホールでまた聴きに行く予定です。
写真は、前日歩きに行った公園の夕焼です。炎のコバケンにちなんで・・・
きのう、北区にあるザ・シンフォニーホールへ「小林研一郎の『夏休み・名曲招待席』」というコンサートに行きました。行きたいと思ったのは、初心者向けのいいとこどりのプログラムの中に、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」を見つけたからなのです。
4月あたりから、テルミンでこの曲を練習していました。
練習仲間からは、「いいなあ、美しい曲だね。」とうらやましがられ、悦に入って練習していました。
題名こそ舌をかみそうなその曲は、以前から知っていました。
CDを調べたら、カラヤンの「オペラ名管弦楽曲集」というCDの中に入っていました。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」というオペラ自体は、三角関係の恋愛のドタバタ劇のようですが、間奏曲はまるで「天上の音楽」ともいうべきこの上なく美しい曲です。
私の好きな曲の②ですね。
ちなみに上記のコンサートのプログラムは、演奏が関西フィルハーモニー管弦楽団で、指揮は炎のコバケン。ソプラノが上村智恵です。
1、ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2、マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
3、J.シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」
4、スメタナ:交響詩「モルダウ」
~休憩~
5、ヴェルディ:歌劇「椿姫」より
“ああ、そはかの人か~花から花へ”
6、プッチーニ:歌劇「ジャンニ=スキッキ」より
“私のいとしいお父さん”
7、ラヴェル:「ボレロ」
でした。前半の一押しは、やはり「モルダウ」ですね。スメタナの交響詩「わが祖国」の一部ですが、せせらぎから大河にいたるモルダウ川の波乱の人生に似た交響詩が終わるや否や、われんばかりの拍手でした。
観客は、やはり私と同じくらいか、ちょっと年上のご夫婦が多かったようですが、空席が見つからないくらいの大入りでした。
後半の目玉は、やはり「ボレロ」。シンプルなリズムがいのちの誕生から人の死までを表しているとコバケンさんの解説があったような。とにかく魂が高揚する音楽でした。
私的には、後半ではソプラノ歌手、上村智恵さんが唄う「私のいとしいお父さん」に思い入れがありました。
じつは、私の娘が結婚式の入場で使った曲なんです。
すでに亡くなって、その場にいないお父さんを身近に感じるためにその曲を使ったのですが、兄の腕を借りて入場する姿に、思わず涙した覚えがあります。
こういう次第で、真夏の名曲コンサートは終わりました。
アンコールは、「ボレロ」の最終章がもう一度演奏されました。
暑さが忘れられる、感動的なコンサートでした。
小林研一郎のコンサートは、次回フェスティバルホールでまた聴きに行く予定です。
写真は、前日歩きに行った公園の夕焼です。炎のコバケンにちなんで・・・
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