奈良一泊の旅

恒例の奈良燈花会

　きもの好きの友だち５人と、１１日１２日に奈良燈花会に行ってきました。
一日目は、薬師寺に立ち寄り、近くのレストランアムリットでイタリアンランチを食べました。
一つだけ誤算がありました。奈良西ノ京の「がんこ一徹長屋」に行ってみると、８月１日から３０日までお休みしますと張り紙がありました。え～長いお休みなのねとちょっぴりぶつぶつ言いながら、お宿に行くことに。





今夜の宿は「江戸三」。奈良公園の中にある純和風の料理旅館です。
もうかれこれ６回ほど泊まっている定宿です。
多人数だと、同じ部屋になってしまうのですが、何度来ても落ち着きます。
部屋に入ると、めいめいが旅行カバンの中から浴衣を取り出して、つりさげます。
雪花絞りのや竺仙の藍染め、麻の男物風やら有松鳴海の絞の浴衣、奥州紬の綿の浴衣、私は値段に惚れた芭蕉の葉柄の綿紅梅の浴衣。
何年もたつと、好みもそれぞれ多種多様になります。

美味しい夕食をいただいて、さあ「燈花会」へ。
今回は、浮見堂から廻って行きました。
浮見堂あたりは、池の水であかりが映えるので一番きれいです。
そのあと、浅茅が原、浮雲園地、春日園地と廻り、あかりを見ながら散策。




東大寺の参道にある休憩所で、冷たいものをいただいてから、東大寺の境内へ。
南大門の運慶の仁王様が、ライトアップされて、昼間とちがう表情を見せてくれました。



次の日は、恒例のならまち～もちいどの商店街のショッピングです。
ならまちの手作り靴屋さんは定休日でしたが、もちいどの商店街では、綿の布やらトンボ玉やら日傘やお菓子、ぞんぶんに見て、それぞれの買い物に余念がありませんでした。

お昼の予約をしていた「杉幸園」さんへは、１時間遅れの連絡を入れてから行くことに。
野菜中心の創作料理は、なかなか美味しかったです。

タグ：燈花会　薬師寺　江戸三　浴衣　奈良町　もちいどの商店街

コメント 2

こんにちは！毎日暑い日が続いていますが、お元気ですか？
奈良の燈花会にいらっしゃったんですね！
そして、私のあこがれの、「江戸三」にご宿泊されたようで。(*´▽｀*)
いつも、江戸三の話をうかがうと、いつかは！と思いますが、夏暑く、秋観光客の波、そして、極寒の冬の奈良を思うと、いつがいいのかなあ・・・と思っている、内に日々が過ぎてしまいます。
汗
皆様で、着物、浴衣をお召しになったようで、それも、楽しい集まりになりましたね！
by koji (2013-08-22 08:34) 

ｋｏｊｉさんへ：コメントありがとうございます！覚えていただいてて恐縮です。奈良は東大寺と興福寺ぐらいが、修学旅行生や観光客でごったがえしていますが、それ以外はうそのように静かです。「江戸三」は、秋も冬もいいかなと思います（夏しか泊まったことはないのですが）。奈良はひなびた感じがいいからです。鹿もいたりして、隠れ家的な魅力があると思います。リピーターになると、割引もしてくれるようですよ。ついでに「餅飯殿商店街」（もちいどの商店街）も面白いですよ。骨董屋さんや自然布の店なんかがおすすめです。
ゆかた・・・絞りから男物までそろって、多種多様な集団でした。
by whitered (2013-08-22 10:32)