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酒の日コンサート again [音楽]

六回目のコンサート

 10月1日の酒の日コンサートは、今年で22回目だそうです。そのうち、私の参加は今年で6回目になろうかと思います。今回は、自動車で友だちを連れての道中だったので、少し緊張しました。

場所は、兵庫県多可町、ヴェルディーホール。
中国自動車道は、わりと空いていて、予定通り1時間半で着きました。
まだまだ時間に余裕があったので、まずは日本へそ公園へ。日本のへそという場所はいろいろあるそうですが、西脇市のそれは、東経135度、北緯35度の緯度と経線が交わるところです。
ひっそりしたテラ・ドームや横尾忠則の岡ノ山美術館があります。それらの印象は、おいおいアップするとして、登紀子さんのコンサートです。

IMG_0234-1.jpg

 妹親子が経営する小さな食堂で、お腹を満たしてから、おいっこにヴェルディーホールまで送ってもらいました。車で行ったものの、乾杯席をとったものですから、車は妹の店の前に置いて行きました。

 今年は、乾杯席が後ろ半分に取ってあります。前だと後ろの席の人が指を加えて見ていなければならないので、配慮したようです。
7時、いよいよ始まりです。1部は、デビュー時代から、70年代、80年代、90年代の歌が約20曲つづきました。私たちは、「ひとり寝の子守歌」「オール、ジョリ、モアド、メ、アパリ」「難破船」「愛の暮らし」など、懐かしい歌に酔いしれました。もちろん、乾杯席の新酒「愛を耕すものたちへ」も美味しくて酔わされたのですが。
おトキサンの最初の衣装は、真っ白なウエディングドレスを思わせるようなフリルがいっぱい付いたドレス。
腕の白さが際立つ衣装でした。

 2部は、21世紀に入ってからの歌。
前々日に石川さゆりと共演していたテレビで見た、透き通った素材の黒に大きな白い花が染め抜かれた衣装でした。夫を亡くされたときに作られた「過ぎし日のラブレター」「あなたに会いたくて」「なだそうそう」「レモン」から、東日本大震災のときに作られた「今、どこにいますか」へ、中沢新さんが亡くなられた後見つかった詩に歌をつけられた「ヒロシマ愛の川」へとつづき、「愛しかない時」「愛の賛歌」エンディングの「愛を耕すものたちへ」と続きました。その頃になると、トキコさんの歌の力で両眼が涙でうるうるになっていました。

 アンコールは、「百万本のバラ」に始まって、地元の太鼓のグループやおやじコーラスが加わっての「風歌」「富士山だっ」とにぎやかに締めくくってくれました。
それにしても、多可町に集まるみなさんは、根っからのトキコびいきが多く、一番前に陣取る方たちとの掛け合いもとても楽しくほほえましいものでした。
 もう一つ、感心したのは、バックを務めるお二人の演奏家。ベレー帽の細井さんとピアノの柘植井さん。トキコさんの自由奔放な歌時間に、あ・うんの呼吸で色彩をつけていらっしゃる。もっと言えば、歌手をのせて、その気にさせるような古いお友だちのような存在でした。

 帰りは、それぞれ今年の新酒を買って、私はCDも手に入れてかえりましたが、友だち二人の言うことには、「もうこうなったら、トキコさんが歌えなくなるまで、つきあわんとしゃーないな。」
ですって。

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