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映画「ザ・テノール」 [映画]

久しぶりのは・し・ご

 先日、梅田にあるシネ・リーブルに「聖人たちの食卓」というドキュメンタリー映画を観に行きました。
ある宗教(ヒンズー教?)の寺院が信者に振る舞う食事がなんと10万食。ほとんど会話などがなく、たんたんと料理の準備、食事、後片付けをするシーンが一時間ほど続くだけでした。たくさんの人が食事という唯一の目的をもって、もくもくと営みをするのは、何かすごいことのようでした。
 しかし、吾輩は最後のあたりで眠ってしまいました。

終わってから、少し物足りない感じがして、次にある映画を探しました。すると、40分後に「ザ・テノール」という映画がありました。さっそく、チケットを手に入れて、観ることにしました。


日韓合作の映画で、NHKドキュメンタリーにも紹介されたということですが、良かったです。
日本の俳優は、プロモーションの若き社長役に伊勢谷友介、そのスタッフに北乃きい。韓国からはユ・ジテ。その他オペラ歌手にナターシャ・タプスコビッチ、ティツィアーナ・ドゥカーティ。
ユ・ジテ扮する新進のオペラ歌手に甲状腺ガンが見つかり、手術をするも声帯がとられ、歌手生命が絶たれようとするのを、伊勢谷が励まし、医者を見つけて、奇跡の回復を遂げさせるというストーリーです。

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映画の冒頭部分からいきなりあの「だれも寝てはならぬ」のアリアが始まるのです。音楽好きの私は、ぞくぞくっと体が震えました。そして随所にオペラの有名な曲が、盛り込まれていました。
エンドロールに流れていた曲が気になったので、あとで調べてみました。「女心のうた」に似ていましたが、ちょっと違うようでした。ネットでみるとヴェルディのイル・トロヴァーレのアリア「見よ、おそろしい炎を」という曲でした。

終わって、友だちと二人で「良かったねえ、すごい儲けものをしたね。」と大満足で帰りました。

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