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桜の後は・・・ [地域]

花満開の長居公園

 土曜日の朝、友人からメールが入って、長居公園に行くことになった。
絵を描く友人は、この時期は花の名所に日参している。
私は堺市と松原市の境にある大泉緑地にはよく行くが、長居公園にはずいぶん久しぶりだ。

針中野駅からてくてく歩いて20分。長居公園に着いた。
さっそく目を引いたのは、ポピー。

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オレンジ色、白、黄色が鮮やかで、花びらが薄く、日光が透けて見える。
だれの絵だったか、以前にポピーの花咲く庭先で、ままごと遊びの道具と下駄が残された絵を観たことがあるが、なかなか可憐な絵だった。いまでも覚えている。

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つぎに椿を観た。
ヤブ椿をはじめ、様々な椿が植えてあった。
その中で、白に斑入りの椿があって、色のにじみ方がちょっと変わっていた。

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ピンク色で、花びらが丸い、可愛い椿があった。
やわらかい色合いだった。

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姫路総社の三ツ山大祭 [地域]

どんな祭りだったかなあ?

 4月3日、姫路の総社の三ツ山大祭に行くことにした。
朝ご飯を食べているときに、神戸の友だちから電話がなった。
「いい天気だから、どこかに行こう。」
というお誘いだったので、
「姫路に行きましょう。珍しい祭りをやっているの。」
と言うと、即座にOKだった。

三ツ山は私が小さいときに一度観たことがある。
小さかったせいか、山が大きかった以外は、あまり覚えていない。
どんな祭りだったか確かめたくて、行ったようなものだ。

姫路についてみゆき通りを歩いていると、神主さんのようないでたちの人が行列を作って歩いていた。
どうやら三ツ山大祭のパレードらしかった。お神輿が通り、町別の子ども会の山車のようなものが通った。

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随所に作り物の小屋がかけてあった。「安倍の清明と芦屋道満の術比べ」であったり、「書写山の寺であばれる弁慶」であったり、姫路にかかわる歴史上の人物の一場面が再現してあった。

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紅葉の日本庭園 [地域]

久しぶりの万博記念公園

 今年は秋の京都に行かなかったので、国立民族学博物館の特別展を観たついでに、日本庭園を訪れた。

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11月23日の3時半、陽光は少し傾きかけていた。
さいわいゲートで買ったチケットがあれば入園できるとのことだった。
この庭園は、広いうえに人影がまばらなので、充分秋を堪能できる。

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京都の神社仏閣のようなイロハモミジは少ないが、アメリカ楓やナナカマドがあちこちに紅葉している。
この日はぬけるような青空に恵まれ、歩くにはもってこいだった。

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入ってすぐのところに大きな池がある。池の向こうは千里丘陵の小高い丘があり、天然の借景となっている。
近くに義理の妹が住んでいるので、よほど誘おうかと思ったのだが、博物館の特別展はかなり、マイナーなのと、予定をあまり立てずに思い立つほうだから、誘えないことが多い。
1人でぶらりぶらりと歩くのが全然苦にならない。

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ハマボウという可愛い葉っぱが、黄色・オレンジ・黄緑と様々な色合いを見せていた。丸っこい葉っぱがなんともいえない。

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いつもなら丘の上の方まで行って、茶席で抹茶をいただいたりするのだが、この日はもう足が痛くなりかけていたので、池の周囲を歩くことで満足することにした。

かえりがけにサッカーボールのようなオブジェを目にした。今まで近くにガンバ大阪のグランドもあるので、サッカーボールだと思い込んでいたが、作者はイサム・ノグチ。万博の時には、月の世界という噴水の中央のオブジェだったということだった。

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大阪の北のはずれにあるためになかなか来れないが、博物館といい、日本庭園といい、素晴らしいところだ。

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満開のバラ [地域]

こんなに近いところに

 孫を連れて行った公園のバラが、おりしも満開だった。
量は天王寺公園を圧倒し、近場という点では、万博記念公園よりずっと近い。
中之島公園のバラは、まだ知らないのだが。

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三日ほど足繁く通った。
我街の市花だそうで、ここの公園ができるときに植えられた。
訪れる人はあまりいない。
もったいないことだ。

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ピンクも可愛いが、黄色いバラもいい。
(黄色なるバラ きのうかの少年にあたえき・・・)なんて詩があったっけ。だれの詩だったかな。

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紫系のバラもノーブルだ。

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薄いピンクも可憐な感じがする。

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やはり深紅が、好き。なんて言いながら、バラの小径をたどって、その日のウォーキングとする。

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2012 春 [地域]

やっと桜が・・・

 関西にも桜の春がやってきた。
今日は、ゴミ出しのついでに大泉緑地まで行ってみようと、ウエストポーチにカメラを入れて、自転車の鍵をポケットに入れて、出かけた。

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緑地には、はたして、家族連れがあちらこちらにシートを広げていた。
自転車を置いて、桜広場の周りを歩いた。
桜でもやはり日当たりがいい方が、よく開花しているようだった。
なだらかな双子山に登って、大泉池の方に降りた。向こう岸の桜と柳がパステルカラーで柔らかな雰囲気だった。

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東寺 弘法市 [地域]

お彼岸につき

 お墓詣りに行く。
その前にちょっと東寺に寄った。
この日は、21日で恒例の東寺の弘法市が開かれる日だった。
たくさん歩かないといけなかったので、この日は着物はパス。

目的は、草履のかかとの下の半月型のゴム。あれなんていうんだろう。
草履をはくようになってから、自分で打ち直している。
よく歩くので、専門家に持って行って直してもらったのでは、らちが明かない。
4~5年前に弘法市で10セットくらい求めて買い置きしていたのが、もう全部なくなった。
やっとこや小さ目の金槌もそろえて、わりと簡単にできるようになった。

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JRから東寺まで15分ほど歩くと、東寺の東門が見える。
おおぜいの人で賑わっている。
入るとたくさんの露天。
古着、漬物、植木、骨董品、手作りの品々。
一つ一つ見ていると、飽きることがない。
そうだそうだ。
東寺に来たからには、ぜひお会いしたい方がいる。
講堂におはします帝釈天さまだ。
西側の入り口から入るとなんとなく明るすぎて、いつもの端正なお顔が違ったように見える。
中に入って、左の横顔を斜め正面から見る。
そうだ。このお顔だ。端正で理知的できりっと引き締まったお顔。
しばし、うっとりと眺める。
このお方は、はるか何億光年の昔にあの奈良の興福寺におられる阿修羅を、聖戦の末に仏門に帰依させた仏様なのだ。という話は何年か前に知った。

お庭には、梅が満開だ。今年、梅らしい梅を見たのはこれが初めてだ。
あちらには五重塔が黒々と見下ろしている。

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ふたたび弘法市の雑踏の中へもどる。
手芸用の古裂れ、茶さじを作る竹の切れ端、生姜の砂糖漬け、茶殻入れなど小物をさっそく買った。
そうだかんじんのかかとのゴムを売っているところが見当たらない。前は南門あたりで売っていたのだが、それらしい店がない。
あんまりお腹が減ってきたので、ちょっと一休みしてたこ焼きをいただく。
そうだ、さっき草履屋さんがあったっけ。
もう一度南大門のほうへ行ってみよう。

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はたして、たくさんの草履が並べてある下の方に、あの草履のかかとがあった。
200円のものを5セットと450円のものを2セット買った。
しばらくはこれでやっていけそうだ。

お財布が軽くなり、一路バス停に急ぐ。
ここからなるだけ東山五条まで距離を稼いでから、東山浄苑までタクシーに乗ることにした。
遅くなってあやまらなくちゃと思いつつ。











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ちょいグーなお店 [地域]

天王寺駅地下の食材屋さん

 最近、地下鉄谷町線の乗り換えたり、美術館に行ったりする途中にある天王寺駅地下の食材屋さんによく出入りするようになりました。といってもまだ二度目ですが。
店の名前を「メルカートピッコロ」といいます。
まず、チョコレートが目について、
「そうそう、円高だから輸入チョコが安いのかも。」と思って、入りました。
その日買ったのはこれ。

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ベルギー産のチョコレートと宮城県発の味噌の青じそ巻、沖縄のシークァーサー味の黒糖、そしてマスカットベリーAのワインです。

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スプーンのように見えるのはやはりチョコレートで、まごにお土産にしました。チョコもお味噌も美味しかった。ワインはクリスマス用にとっとこかな。

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ムーミン・de・クリスマス [地域]

北欧ムードのイルミネーション

 11月の終わりごろから気になっていました。いつものHoopのイルミネーションが一味違っているのです。
それは、今年ムーミンのキャラクターがお目見えしたことでした。

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母娘とも大のムーミン好きとあって、早速メールで写真を娘に送ったくらいです。
いきかう人がムーミンクリスマスの買い物バッグをぶらさげています。近くのデパートがムーミンの特別コーナーを設けているらしく、そこでお買いものをすると、特別仕様の買い物袋に入れてくれるようです。

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きのう、ついに行きました。
私は、スナフキンさんが好きなので、その縫いぐるみを探しましたが、ありませんでした。たぶん、コーナーが始まって何日か経つので、売り切れたんでしょう。

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そこで、私はまご用にムーミンのDVDを、娘(いいとしをしていますが)用に巾着袋を買いました。
ミイさんの顔が巾着になっていて、ひもをひっぱると頭におだんごができるのです。なかなかいいアイデアだなと思いました。ミイさんのお顔は迫力がありますね。

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結局、自分用には何も買いませんでしたが、今度行ったときにはマグカップは持っているので、トレーを買いたいなと思っています。
北欧のムーミン一家は、なんともほのぼのとした温かみをもたらせてくれます。

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今年もあちらこちらで、イルミネーションが見られそうですね。節電が言われていますが、これがなくなると体も心も冷え切ってしまいそうです。なんとか、節約しながらでも続けてほしいですね。


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晩秋の寺めぐり つづき [地域]

番外 花山院菩提寺

 23日、穴太寺(亀岡市)に詣でた後、兵庫県にもどり、花山院に行きました。
花山院へ行く道は山道で、900mほど登るはずでしたが、なんとも急こう配で、あと100mほどというところで、自動車を止めて歩きました。
上の方へ行くと、ほとんどの車が駐車場に止まっていて、妹は、
「今度は、四駆に乗って来るぞ!」
なんて、強がりを言ってました。私は歩きの方が体にはいいので、
「歩こう、歩こう!」
といって、無事花山院まで到着しました。

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花山院は、65代天皇の花山天皇(968-1008)が、政敵によって追われ、出家された寺だということです。
白雉二年(651)に法道仙人によって建立され、花山法皇が中興の祖として修業されたそうです。
本尊は、薬師瑠璃光如来ですが、西国三十三か所の番外の寺として有名で、十一面観音もまつられています。
花山法皇は、この寺から中山寺に参られて、観音霊場を順にお参りされたそうで、それが現在まで伝わる西国三十三か所巡りになったそうです。御詠歌もその先々で読まれたものだそうで、全部花山法皇の御詠だということです。ちなみに、この花山院のご詠歌は、

 (有馬富士 ふもとの霧は 海に似て 波かと聞けば 小野の松風)

本来は三十三か所めぐりを始めるときは、ここから出発するのが良いそうですが、私は長谷寺からご縁があったようです。
下の写真は、花山院のご廟所だということですが、京都にもあるそうです。

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ご朱印をいただいた場所から見える景色は、すごくきれいで、左前方に有馬富士という三角形の山、播磨平野が一望できました。天気のいい日は小豆島も見えるそうです。近くにはいまどきの桜(寒桜)が咲いていました。

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境内には紅葉が美しく、参道に散り始めていました。
お寺の方が言われるには、昨年はもっときれいだったということです。

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帰り道、琴弾坂という坂を歩いて帰りました。19歳で出家し、41歳で他界された花山院をしたって、大勢の女御たちが付いてきてこのあたりで琴を弾いて慰めたということです。近くには十二尼の墓や尼寺(にんじ)という地名もありました。
栄華の頂点におられるような方にも、このような寂しい逸話があることをまた知ってしまいました。
あと、いつか良い日に長谷寺の番外法起院と岐阜の谷汲寺へ行きたいと思っています。
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晩秋の寺めぐり [地域]

西国三十三か所ラストスパート

 妹の誘いで、23日に丹波篠山あたりのお寺に詣でることになりました。
西国三十三か所の二十一番目菩提山穴太寺。
妹が運転する車で西脇からデカンショ街道に抜けて走って行きましたが、朝は霧が立ち込めていて、晴れると色づいた山々が見えてきました。このあたりはなだらかな老年期の山々ですが、ほとんどが照葉樹というか、雑木林です。赤や黄色、茶色そして緑も、色とりどりの錦に染まっていました。
畑ではちょうど黒豆の収穫時なのでしょうか、多くの人が立ち働いていました。

着くと、こじんまりしたお寺で街の中に佇んでいました。ちゃんと仁王さんもいらっしゃいました。
お寺に入るとまたまた紅葉がいたるところに植えてありました。

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本堂の内部が拝観できるということなので、入ってみると、ご本尊の聖観音様や「安寿と厨子王丸」の厨子王丸の念持仏は秘仏ということで観れなかったのですが、撫で仏さんがおられて布団が掛けられていました。自分の体で悪いところにあたる部分の仏様の体を撫でて、その手で自分も撫でるということらしいのですが、妹も私も仏様のほとんど全身を撫でて、自分に移させてもらいました。

多宝塔が望めるお庭も見事な作りで、しばらく放心状態で見とれていました。

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江戸時代の造りといういわれる書院も襖絵や違い棚の絵が美しかったです。

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大阪ではまだこれからの山茶花が満開で、ムラサキシキブの実もいっぱい残っていました。

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ふだん、なかなか見れない紅葉がたくさん見れて、感動しました。

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車の中では、久しぶりに妹といっぱいしゃべって、快適な丹波路でした。
もう一つ番外の花山院にも行きましたが、次回にアップします。

 









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